心理相談室通信 第23号

2021年12月 第23号

 今年も残すところあとわずかですね。寒さも厳しくなって参りました。いかがお過ごしでしょうか。

 相談室通信は,毎月,通所されている方々に,印刷してお渡ししています。しかし12月のジョイフルはイベントも盛りだくさんで,相談室通信の発行が遅れてしまったので,今回はホームページにのみ掲載することになりました。

1年を振り返って,皆さまはどんな年でしたか。

私は,ジョイフルの開所時から,ジョイフルの理念作りや職員研修等で関わってまいりました。また2年前からは相談室通信を発行したり,ご希望いただいたお母さまとお子さんのことを話し合ったりしてきました。今年になってから,心理専門職として毎日ジョイフルの活動に携わるようになりました。また児童発達管理責任者の資格取得後は,個別支援計画も作成しております。そのため,今年はジョイフルの子どもたちと日々過ごし,ご利用いただいている全員の保護者様とも何度かお会いできました。ご利用いただいている皆さま,今年も大変お世話になりました。

 相談室通信で発信してきたように,私はこの1年間,放課後等デイサービスの役割や意義を日々考えてきました。ジョイフルで過ごす子どもたちの明るい笑顔を見ていると,私が悶々と考えなくても,ジョイフルの役割や意義は,確実に存在することがわかります。しかし私は,それを言葉で表現することで,スタッフ全員が確実にジョイフルの子どもたちの成長を支えることができるように,そして大袈裟ですが日本全国の支援を必要とする子どもの支援に活かされていくようにと願い,取り組んでいます。来年もたくさん考えながら子どもたちと向き合っていきたいと思います。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。また来年も一緒に子どもたちの成長を見守っていきましょう。